仕事のイライラはなぜ起こる?その理由とシンプルな1つの対処法
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こんにちは、感情カウンセラーの山田純平です。
仕事をしているとイライラすることは、誰にでもあると思います。
・早く帰りたいのに!という時の急な追加作業。
・ちゃんと説明したのに、部下が間違った資料を作成した。
・お客さんからの無茶な変更要望。
・納期が近いのにメンバーの作業ミスが発覚した。
などと事例を挙げだしたらきりがないと思います。
それくらいイライラすることは普通にあるものです。
この記事では
・仕事でイライラは、なぜ起こるのか?
・イライラが出る原因
・イライラのシンプルな1つの解決法
・イライラが出るメリット
をお伝えしたいと思います。
個人的には階段で上り下りする時に前の人がゆっくりだとイライラします。関西人の性でしょうか、、(笑)
そんな時は「はよ行け!っちゅーねん!」と心の中でつぶやいてしまいます。
また、仕事でこちらの説明がなかなか相手に伝わらないと、徐々にこっちもイライラしてきます。
「何度も同じことを言わせるな!」と心の奥で本音を言っていますね。
このように、イライラは日常的に誰にでも起こるものだと思います。
誰にでもイライラは不快な感情だと思いますが、なぜ?これらのイライラが出るのか考えてみました。
この記事の目次
なぜイライラは起こるのか?
仕事をしていると、イライラすることは誰にでもあると思います。
では、なぜイライラが出てくるのでしょうか。
誰も望んでいないとですよね。。(笑)
でも、勝手に反応してイライラ(感情)が出てくるのも事実です。
階段の上り下りがゆっくりな状況や、相手に説明が伝わらない。
という、わたしのパターンから考えてみると
「イライラは自分にとって都合の悪い状況になった時に起こる。」
と言えそうです。
乗りたい電車が出発しそうでベルが鳴っているときに、階段をゆっくり上がっている人がいるとイライラしますよね。
「速く行けよ!横に避けろよ!」という思いが自然と出てきます。
自分が望まない状況ですからね。
そうなると、心に余裕がなくなってイライラしてくるのだと思います。
ということは、自己都合的な発想や思考が強いとイライラが増えそうです。
例えば、完璧主義や責任感が強い人は、周りにも自分にもイライラしやすいと感じます。
でも、自分の心には優しくないですよね。
わたしも理想が高かったり、完璧主義的なところがあるのでコツコツ手放していきたいです。^_^
イライラしている自分を責めないで。
部下の仕事にイライラすることは普通にあると思いますが、責任感が強い人ほどイライラが出やすいと思います。
「自分に課せられた責任=自分の都合」になりますからね。
それに見合わない現実にイライラするのは、ある意味自然なことです。
だから「イライラしている自分を責めない。」ことは、とても大事だと思います。
小さな子供だと、嫌なことがあれば素直に「嫌だ!」と表現して感情も出るでしょう。
でも、実は大人も同じなんです!ここは重要なポイントですよ!
成長するに従ってイライラする原因が減っている訳ではなく、素直な感情や感覚を抑圧することを学んでいくだけなんですね、、
そうすることで、周りの人との波風も立ちにくく、物事を円滑に進めやすかったり、辛い仕事でもこなせたりします。
でも、自分の素直な心(本音)は置き去りになってしまい、イライラとなって出てくるのだと思います。
そう考えると、イライラは自分の本音と現実との「ズレ」を表面化しているとも言えます。
そうであれば、部下へのイライラも「まぁ、いっか。」と思えてくるのではないでしょうか♪
ただ、パワハラになると会社的に問題になるかもしれませんので、その点はご注意くださいね。
イライラを感じて手放す
先程、イライラが出るのは子供も大人も同じで、自然な反応とお伝えしましたが、そのままにしておくとイライラはなくなりません。
では、自然に出てきたイライラはどう対処すればいいのでしょうか?
答えはとてもシンプルです。
「イライラを感じて、手放す。」
ただそれだけです。(笑)
「なんじゃそりゃ!」と思われた方も多いかもしれませんね。私も昔はそうでしたので。
あまり認知されてませんが、イライラ(怒り)などの感情は感じないと溜まっていく性質があるんですね。
時間が経てばイライラも収まり忘れてしまうので、さっきのイライラはなかったように感じてしまうのですが、イライラのエネルギーとしては「しっかりと心に溜まっています。」
そんな律儀に溜めなくてもいいのですが、溜まってしまうんですね、感情さんって、、
感情には生まれる原因があるので、それを忘れないようにするために残してくれているのでしょう。
ありがたいような、お節介なような感じですね。^_^;
イライラから心の囚われに気づく
イライラが出ることで、完璧主義を相手に求めている事に気づけたり、仕事の責任感に囚われすぎて相手の気持ちを無視していることに気づけることがあります。
ですので、あくまでイライラは「心の中の囚われを示す道標」として自然と湧き上がってくるものであって、イライラという感情自体にそれほど意味はないと考えています。
でも、イライラしている時はそんなことを冷静に考えるのは難しいのも事実です、、(笑)
イライラの感情が出ている時は、そっちに意識を奪われてしまうため、客観的に自分のことや状況を見つめるのが難しくなります。
だから、まずは「イライラを感じてクリアリングする!」ことが重要になります。
イライラが出ないようにするために、まずイライラを感じるというのは一見、意味不明な感じがしますが、理にかなっているんですね。
もちろん、イライラを意識的に感じるのは不快なことです。そして、疲れます。(笑)
でも、感情を感じることを続けていると、筋トレのようにだんだんと感じる力がアップしていきます。
そうなってくると、出てきた感情にも振り回されにくくなって、耐性がついてきます。
ですので、感情を感じることは自分の未来への投資のようなものだと思います。
今、イライラを感じるのは不快で辛いけど、これが未来の自分の糧になる訳ですね。
まとめ
イライラは不快で、できれば出てきてほしくないし、感じたくないものです。
でも、無意味にイライラが出てきている訳ではなく、その原因が必ずあります。
それは自分の心の傷(トラウマ)や観念的な思い込みであったり、自己都合的な発想だったりします。
そこに気づいてほしくて感情さん(イライラ)は出てきてくれているのでしょうね。
その原因は自分が囚われている「何か」なので、気づいて、手放していくと心がどんどんと自由になっていくと思います。
指示したことができない部下にもイライラしないで、淡々と対応できるようなイメージですね。
そうなると仕事のストレスも減っていきます。
基本的にはストレスは人間関係に起因することが多いので、誰かにイライラしたときは「ストレスを減らすチャンス!」と捉えてみるのもありですね。
相手を変えるのではなく、自分の感情をクリアリングして、自分の心の囚われを減らして変わる。
そんな人が増えると、自分も周りの人にも自然と笑いが生まれるようになると思いますよ。
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誰しも大人になって働き始めると責任や義務など「やるべき事」に追われて、上司や顧客の評価を求めてしまいます。
これは生きていくために有効かもしれませんが、自分をすり減らすことにもなります。
だから「毎日がつまらない。辛い。」と感じるようになっていくのでしょう。
そんな時に大事だと考えているのが、
「今の自分を大切にする。」在り方です。
子供の頃は好きなことを中心に生きていたはずなのに、誰しも大人になるとそれができなくなってしまうものです。
その主な要因として、
・小さな頃にやりたいことをさせてもらえなかった。などの「満たされなかった欲求」
・自由に遊んでいたら「うるさい。」と親に叱られた。というような「傷ついた経験」
などの「インナーチャイルド」が影響していると考えます。
子供の頃から自由に振る舞うことは、わがままや自分勝手で「ダメな事」として成長するのが一般的であるため、「素直な自分の感情や感覚を無意識に抑えてしまう。」のでしょう。
「辛くても、楽しくても、人生は一度きりのもの。」
周りの目や評価を気にしすぎないで、今から「自分らしく人生を楽しむメンタリティ」を一歩ずつ養っていきませんか。
気軽に心のもやもやを話すことで、少し心がすっきりして
「これからの人生を楽しもう!」という気持ちに近づけると思いますよ。