目標達成することへの苦手意識を変える 

はじまり

こんにちは、山田結子です。

最近、仕事の関係先で美術部を発足することになりました。私は小さい頃からよく絵を描いていましたが、生かすということをしてきませんでした。これはひとつの転機となるだろうと思います。大きな夢を抱いているわけではありませんが、完成作品を自分で作れるところまでトレーニングを重ねてみようと思っています。そんなわけで、今回は目標達成について考えてみます。

目標達成について、色々と回想してみます。私は昔から目標達成は不得手でした。今ではやり方も知っていて、やろうと思えばできるはずですが、あまり積極的な気持ちにはなれません。苦手意識が強く定着している印象です。今回は、この苦手意識を扱ってみようと思います。

 

目標達成のプロセス1〜目標を持つこと〜

目標達成のプロセスには、複数の項目があります。まずは項目を三つに分解してみます。大まかに、▽目標を持つこと▽目標を意識すること▽目標を達成することーに分けました。そして、それぞれに対する感情を確認してみます。

まずは、目標を持つことに対する感情を確認します。すると、急に不安が出てきました。目標を持つことに対してネガティブな思いがあるのかもしれません。

詳しく確認すると、目標を持つことに対して絶望感があるようでした。絶望感を感じてみると、昔は目標に向かって邁進すると、周囲から攻撃を受けると思っていました。攻撃される体験には実感があるので、実際に攻撃されたのだろうと思います。それに対する怖さがあるようでした。

そのため、目標を設定する時は、内密に下準備をしてから進める習慣ができました。外気にさらされた階段を登るのではなく、地下に潜って力をつけてから浮上するのようなやり方をします。

 

このやり方でも、目標達成は可能ですが、他人から協力されにくいことが前提になります。人知れず独力で努力し続けるスタイルです。目標達成できる内容も限定されます。

こうした過去のイメージを確認していると、他人から協力を得られないことが、絶望感の一因のような気がしてきました。

誰の協力も得られない時の気持ちを感じてみます。すると、ひとりで孤独に闘っている感覚に意識が向きました。深い悲しみが胸に広がっていきます。誰も頼りにできずに、自分ひとりで乗り越えたり、判断したり、考えたりしなくてはならない場面がたくさんありました。私は誰にも理解されないし、的確なことを言ってくれる人もいないという思いが強くありました。

その悲しみをしっかり受け止めると、暴力的な破壊力のある感覚が生じてきました。他人から理解されたいという気持ちや理解されなかったことへの怒りもあったのかもしれません。その気持ちを十分に受け止めてみます。

十分に感じられたことを確認し、目標を持つことを再度意識します。すると、今までとは異なる集中力が生じてきました。目標に向かうことに何の躊躇もないような感覚です。他人の目を気にしないような雰囲気です。

目標達成のプロセス2〜目標を意識すること〜

次に、目標を意識することについて考えてみます。

通常は目標を決めた後、それを意識し続けます。他のやり方もありますが、細かい方法論には触れません。

目標を意識した状態で、出てくる感情や思いを処理します。

すると、変わりたくないという思いが出てきました。私はもうある程度満足していて、そこまで変わらなければならない理由があるとは思えていないのかもしれません。もう少し具体的に抵抗の原因を探っていきます。

昔は、できないことがありすぎて、自分の存在に無力感を感じていました。他の人ができていることで自分にはできないのことがあると、強い劣等感を感じました。その状況は、引き裂かれるような苦しみを伴っていました。

今では、自分の状態にある程度満足しているし、昔と比べて、できることが広がっていると思います。昔より変わろうと思えば変えられる部分も多いかもしれません。それでも変わりたくないという気持ちがあるのはなぜなのでしょうか。

しばらく抵抗を意識していると、強い怖れが生じてきました。怖れを感じて、その処理を進めます。怖れのエネルギーは胸の辺りから、背中の方まで広がっています。誰も、私のことを理解していないという感覚が出てきます。変化の道を歩むとき、ひとりで進むのが怖いのだとわかってきました。

それを受け入れると、たとえ周りにたくさんの人がいても、自分の人生を容認できるのは自分だけなのだと思えてきました。家族であっても、兄弟であっても、私の苦しみを完全に知り得ることはありません。彼らに苦悩がないとは言いませんが、彼らは私と違うことで苦悩していて、私のことに多くの時間を使ってくれるわけではないのです。私の体験は私だけのものでしかなく、一時的に誰かが手伝ってくれたとしても、本当の意味では誰にも理解できないのかもしれません。

そこが受け入れられてくると、変わることは重大なことではなくなってきました。孤独の中で小さな変化を積み重ねることを容認できたら、変わることは難しくありません。そして、どんなに変わったとしても変わったことを他人は気付けないかもしれません。

改めて目標を意識すると、微かな怖れが出てきましたが、すぐに消えました。孤独に耐える気持ちがあれば、変化することは難しくないという気持ちになってきました。

最後に、目標を達成することへの思いを確認してみます。

目標達成のプロセス3〜目標を達成すること〜

たくさんの目標を達成し続けても、単なる自己満足ではないかという気持ちがあります。目標達成することは自分の幸せやよき未来と繋がっていると思えず、目標達成に対する喜びがありません。

この思いは深く、底なし沼のような重さがあります。

しばらく内面を見つめていると、目標を達成するロボットのような私のイメージがでてきました。そういえば、子どもの頃は目標を決めると、やらなくてはならないという感覚だけで頑張っていました。それが自分にとってどんな関係があるのか、理解できないこともたくさんあったように思います。自分の未来にとって意味があるという実感がなく、目先の成果で自分が判断されると感じていました。

しばらく回想していると、疲れ切った過去の自分が底なし沼に沈んでいるような気がしました。取り出してみると、奥には深い悲しみがありました。

深い悲しみを意識すると、胸の辺りに冷たい感覚を感じました。強い悲しみに反応して、怖れが生じてきます。この悲しみはどこからきているのでしょうか。泣いている赤ん坊のイメージが出てきました。感情の処理を進めると、赤ん坊のイメージが消えていきます。私が赤ん坊の時の悲しみなのでしょうか。

改めて目標を達成することへの思いを意識してみます。すると、目標を達成することと、自己価値との関係が切り離れていました。目標達成は単なる趣味や遊びであり、それは私の何らかの価値を高めたり低くしたりするものではないという発想です。

この発想を多くの人がどう思うかわかりませんが、そういう感覚でいれば、目標達成することに対する心理的な負荷がなくなり、必要な目標を選んで達成していけばいいという感覚になれます。無駄な目標を作らず、淡々と必要なことをしていれば良いので、効率的でうまくいく確率が高まりやすい上に、抵抗が出にくくなります。何の面白みもありませんが、結果が出やすくなるのは確かだと思いました。

まとめ

 

総合して、目標達成について意識してみます。

この取り組みを始める前は、目標達成に対する苦手意識がありました。目標に対する結果が得られたかどうかで、自己価値を評価する感覚があったので、それが目標を設定することへの怖れや不安につながっていたようです。

これらが解決することで、目標達成が自己価値と関係ないものとになり、目標達成に対する心理的な抵抗感が軽減し、必要ならばやればいいという感覚が生じてきました。

いかがでしたでしょうか。

今回の取り組みで、どんなにたくさんの目標を達成しても、自分という核は変わらずにいられるということが腑に落ちたような気がします。周りの人が私をみて変わったと感じても感じなくても、私の中にある軸はずっと私のままなのだと信じられています。より、深い意味で自分と繋がれたような気がします。

皆さまの日々の取り組みの参考にしていただけましたら幸いです。

自己探求&感情カウンセラー 山田結子

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