コロナによる心理的な悪影響を軽減しつつ楽しみを見つけるコツ 

みなさま、こんにちは。昨今コロナウィルスのせいでがいろいろなところで影響が出ていると思います。私自身医学的なことや行政的なことはよくわかりませんが、自分自身の内面を常に把握し整えていこうと思っています。そうるすことで自分の状態がブレてもすぐに修正できたり、周りから悪影響を受けそうになっても事前に察知し、普段と変わらない状態で行動できるのではないかと思います。しかし、日常生活を送っているとうまくいかないこともあるもんで・・・。そこで今回は私が今の生活を送りながら実際に経験したことをベースにコロナによる暗い雰囲気の中、心理的な不安を軽減しつつ楽しみを見つけるコツを書いていこうと思います。

レジ待ち行列に並んだ時に悪い影響を受けた

ことの発端は我が家のトイレットペーパーの在庫が残り2ロールとなったときです。ここ最近週に2回は会社の仕事を在宅でやるようになりました。それに伴い午前中にトイレットペーパーを買いに行く時間ができ、午前中に近所の薬局に行くことしました。しかし開店直後に行くと例のトイレットペーパー購入待ちの行列に並ぶ羽目になり、何か悪影響を受けてしまうのではないかと思ました。そこでそれを避けるために近所のドラッグストアーが開店してから1時間後くらいに買い物に行ったのでした。しかしその目論見は脆くも崩れ、トイレットペーパーは買えたものの、レジ待ち行列に20分くらい並ぶはめになったのでした・・・。そしてレジ待ちをしている時のことです。暇だったので他のお客さんの買い物かごの中を観察してみました。私の前後のお客さんの買い物カゴを見てみるとトイレットペーパー他に備蓄用のパンやインスタントラーメンや健康補助食品が入っているではありませんか。また「トイレットペーパーあるかな!?」と心配そうにトイレットペーパーを探す人がいたり、心なしかドラッグストアー内の雰囲気がとても悲壮感に満ちているような感じに見えてしまいました。そしてどういうわけでしょうか私まで怖くなってしまいました・・・。その上「うち食料に余裕あったけ?」など要らぬ心配まで出てきました。そうです、つまりは周りの悪い影響に飲み込まれてしまったのです。

今までは悪い影響をなかったことにしていた

ちょっと話は脱線しますが、ここで私自身が周りの悪い影響を受けた原因を分析してみます。私は幼い頃両親が私に悪い影響を与えるであろうと思われるものを半ば強制的に排除されていた気がします。「あそこの家の子供と遊んではいけない」「目が悪くなるからファミコンをしてはいけない」「人が殺されるアニメなどは観てはいけない」などです。両親から強制的に自分に悪影響を排除されてしまったことで、悪い影響を受けてはいけない→私が悪い影響を受けることが親にバレるとものすごく怒られる→結果、「悪い影響を受けてしまった自分を認めてはいけない」という認識にすり替わっていた気がしました。つまりは周りからの悪い影響に対する耐性がついていないということが発覚したのでした。という訳でこれを機に悪い影響に対する自分の認識を改めてみることにしました。

 悪い影響を受けることにOKを出す

悪い影響に飲まれた私でしたが、ここで周りからの悪影響を受けることにOKを出すことにしました。悪影響を受けることにOKを出して大丈夫?と思う方もいるかもしれません。ここでは一旦悪影響を受けることにOKを出すことで、現在自分がどの程度の悪影響を受けているのか客観的にみることができるメリットがあります。自分を客観的にみることで、悪影響を受けて崩れた状態から立て直しをしやすくなります。私の場合ですが、ひとまずこの「怖い」を感じながらトイレットペーパー行列に並ぶことにしました。感じ始めは体が少し震えたりといろいろ症状が出ました。しかし「怖い」を感じ始めて3分くらいするとなんとなく「怖さ」が身体の中から抜けた気がしました。どことなく身体と頭が軽くなったような気がしました。そしてなんとなく余裕ができ、行列に並んでいても暇だったので人間観察をまた始めました。すると「怖い」を感じる前に比べて、視野が広がった気がしました。そこでわかったことですが、買い物カゴにトイレットペーパーや保存食をたくさん入れている人もいれば、必要最低限のものしか買っていない人の2パターンいることがわかりました。このことから自分は思ったより事を深刻に考えていたのだと気づき、少し肩の力が抜けました。この日以降、周りからの悪影響を察知する能力が上がったせいか、比較的コロナ前と変わらぬ状態を保ちやすくなりました。

悪い影響を避ける行動をしやすくなった

さて数日後会社に行った時のことでした。世界的なコロナの影響で経済活動が鈍化している中で、会社でもコスト削減案が出てきました。ひとまずは人事や経営陣のファインプレーで基本給カットという最悪の事態は避けることができました。そしてその日の夕方、今回のコスト削減案について他の同僚達が話始めた途端に事務所全体がものすごく殺伐とした雰囲気になりました。そしてこの人らの話が盛り上がるにつれてと私自身が「この人たち何がそんなに不満なんだろう?」と怖くなり、一時的に他の部屋に避難したのでした。しかしこの行動「他の部屋に避難」のような行動は今までの私ではまずやらない行動でした。前の行動ですが修行的にこのひどい状況に耐えて自分自身を成長させようとしていたような気がします。が、悪い影響の存在等を受け入れるようにしてから、自然とそれらと適切な距離を置くための行動をとりやすくなった気がします。その後ですが、悪い影響を受けそうになり一時的に他の部屋に避難したものの、そこで発生した「怖い」という感情に対しては帰宅後、感情のクリアリングを行いました。こうすることで自分の状態を適切に保つ行動を取れやすくなりました。

悪い影響の存在を認めたら、暗いムードの世の中でも楽しめるようになった

とは言いつつ世の中は相変わらず自粛ムードで相変わらず暗い雰囲気です。しかしそんな中オンライン飲み会なるものが最近話題になり始めました。実は私オンライン飲み会には否定的な立場でした。「そこまでして人と酒が飲みたいのか(怒)」みたいな感じです。しかし悪い影響の存在を認め始めたら、なんだかオンライン飲み会に興味を持ち始め、ついには「実はこれ社会情勢を考慮して最適化された飲み会なのでは?」と思うようになり、オンライン飲み会に参加することを決めたのでありました。私が参加した会で一緒になった人の参加目的ですが「最近在宅勤務で人と話していないから話がしたい」という理由が多かった気がします。いざオンライン飲み会が始まると皆さん愚痴を言い合う感じになるのかと思いきや、意外と普通の会話で盛り上がり、お互いに非常に楽しめた会になったのでした。またオンラインのため他人の目を気にする必要がないため、私も含め皆さん結構楽しんでいたように思えました。飲み会を楽しみつつ今後のオンラインの可能性をしみじみと感じたのでした。

まとめ:悪いことも良いことも感じていく

現在のなんだか暗い雰囲気が続くと「悪いことばっかり考えてもしょうがないから、もう楽しいこと考えようや〜」ということで物事をあまり悪い方向に考えない傾向が見られると思います。確かに必要以上に物事を悲観するとよくはありません。しかし物事をありのままに見ないとそれはそれで問題が起きます。という訳で嫌なことがあったらひとまずその嫌なことを感じてみて、またこんなご時世でも良いことがあったら周りの目とかを気にせず、その良いことを感じてみて、それを繰り返していくことでコロナによって暗い雰囲気になっても心理的な不安を減らしつつ楽しいを見つけて生活できるのではないかと思いました。
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