【仕事で取り返しのつかないミス!】みんなのテストデータを消してしまった時の対処法
最近はほぼ経験のないプログラミングをすることになりました。
とっても苦手なプログラミング。それなりに時間がかかります。(笑)
ただ、苦手なことと向き合うトレーニングになると思い、前向きに作業しています。
とはいえ、プログラミングに関する作業は不慣れなので、ストレスになりやすいと感じます。
未知のこと、慣れないことはストレスがかかりますからね。
改めて、知らないことをするのはストレスなんだと感じます。
プログラミング作業では「テストケース作成 → プログラミング開発 → テストデータ作成 → テスト実施」の工程があります。
苦手ながらも淡々と作業をしてプログラミングを終え、テストデータを作成していたのですが、うっかりみんなで共有して使っているデータを削除してしまいました。
個人的には注意して作業していたのですが、なぜか?データが全件消えてしまいました。未だに謎です。
とはいえ、そのままにしておくわけにはいかないので、必死でバックアップデータを戻しました!
でも、その時は血の気が下がるような、悪寒のような、とても不快な感覚になり「ヤバい!ヤバい!」という焦りや怖れが吹き出していきました。
10分ほどで復旧したので全く影響はなかったのですが、状況からすると感情のブレが大きかったように思いました。
影響があったとしても謝れば許してもらえるレベルだと思うので、ちょっと過剰な反応だったと感じます。
今回はこの過剰な感情の反応を改善していくことにします。
この記事の目次
絶対にやってはいけないことをしたような罪悪感
プログラミング開発メンバーで共有しているテストデータを全件削除してしまった時は、「絶対にやってはいけないことをしてしまった!」という強烈な罪悪感が出てきました。
残念な会社員、ダメ人間のような感覚が出てきましたね。
また、テストデータを消してしまうと全員のプログラム開発にも影響が出てしまうので、「ヤバい!ヤバい!」とめちゃくちゃ焦っていました。
こんなに感情が揺らいだのはいつぶり?くらいの焦りっぷりでしたね。
単純なツールの操作ミスなのでしょうが、「そんな単純なこともまともに出来ない人」のような感じがして、どうにもいたたまれない気持ちになっていきました。
自分のミスで周りに迷惑をかけてしまうこと。
単純なミスをしてしまった自己否定。
のダブルパンチという感じがして、感情がどんどん溢れてきました。
新入社員の頃から不注意なミスをちょくちょくしていた。
実は「テストデータを消してしまった。」というのは初めてではありません。
新入社員の頃からちょくちょくやっていました。(笑)
本番データを全部消してしまったこともありましたね。若かりし思い出ですね。
バックアップの重要性を心から感じた瞬間です。
単純なミスは過去の失敗を糧にして改善されているものの、どうやらミスなく作業をするのは向いていないようです。
昔から作業しながら、「ロジカルな作業は向いていないな。。」と思っていました。
システムエンジニアは作業の正確性も求められるし、臨機応変な対応も求められます。
今では生産性や品質も求められ、心理的にも肉体的にもストレスがかかる仕事だと感じます。
鬱傾向の人も多い業界というのもうなずけますね。
データを削除した時の「ヤバい!なんとかしないと!」を感じていく
今回はうっかりデータを削除してしまった時の罪悪感を感じていきました。
胸のあたりのギュッと苦しい感覚があり、強く締め付けてきます。
それをあえて感じていくことで、想いや感情がクリアリングされていきます。
避けたい嫌なことに「向き合うこと」が感情的な反応の対処となるという理屈は、ちょっと面倒で嫌な感じもしますが、感じきったあとのスッキリ感は心地よく、その後の感情的な反応も減っていくのでオススメです。
クリアリングの話に戻りますが、胸の奥にある苦しい感覚をじっくりと感じていくと、どんどん苦しい感じが強く深くなっていきました。
体も力んできて、全身が少しプルプルしてきましたが、めげずに感じていきました。
そうすると、
「早く対応しないと、みんなに迷惑をかけてしまう。」
「迷惑をかけたら、怒られてしまう。」
という想いが出てきました。
新入社員の頃の上司はパワハラ系だったのも影響が大きいのかもしれません。
よくミスして、怒られていたのを思い出します。
ロジカルな思考や作業は苦手だったので、よく頑張って改善したなと思います。
昔のことを思い出しながら、その時の怖れや自己否定も一緒に感じていくことにしました。
で、これが結構辛い。。
だから、辛いことを感じなくなってしまい、今でも同じような事象があると感情が大きく反応するのでしょうね。
そして、避けたいことが「できればやりたくない仕事」になってしまいます。
過去の感情のしこりや心の傷(トラウマ)が、今の自分の発想や選択に影響しているんですね。
感情のクリアリングをしていると、いつもそう感じます。
でも、ここで止めてしまうとクリアリングも中途半端になるため、さらに「怒られる、怖い、嫌だ!」という想いを感じていきました。
心の奥から辛い想いが溜まっている感じがして、そこをあえてつっつくイメージですね。
辛いのですが、これをクリアリングすることで、余計な自己否定も減っていくので、メリットは大きいです!
うんうん唸りながら、しばらく感じていると、ギュッと辛い想いが減っていき、特に感情的な反応がなくなっていきました。
「迷惑をかけたら、嫌われる。」という想い
今回、感情のクリアリングを終えて、振り返ってみました。
表面的には「怒られたくない。」というインナーチャイルド的な想いがありました。
誰でもそうだと思いますが、小さな頃から親や先生などに怒られるのは嫌でしたね。
だから、親や先生、友達などに対して、過剰に「好かれたい。嫌われたくない。」という発想になるのだと思います。
別にテストデータを削除しても、嫌われるまではいかないでしょう。
他のメンバーも自分が同じことをやってしまうこともあるので、なおのことだと思います。
とはいえ、頭では理解していても、心が「ヤバい!」という反応をしてしまい、怖れや不安、自己否定が出てきます。
そして、それが嫌で、避けたくて「評価が下がらないように頑張る。」という発想や行動になってしまいます。
昔の心の傷(トラウマ)や感情のしこりの影響は大きいですね。
失敗への許容が広がり、仕事でのストレスが減った。
感情のクリアリングを終えて、仕事をするのが楽になった感じがします。
なんとなくストレスが少ない感覚がありますね。
「失敗しても仕方がないか。」という許容が上がった感じで、現実を見やすくなりました。
「ここで、失敗してもこの程度の影響かな。」と客観的に認識できれば、それほど感情的になることもなく、結果的にストレスが減っているのでしょう。
感情とストレスの関係性って面白いですね。
楽に淡々と仕事をしやすくなっているので「疲れにくい。」という好循環にもなります。
個人的には仕事で疲れてきたら、仕事のしすぎなんだと思います。
「仕事で疲れるのは当たり前でしょ!」と思うのが通常だと思いますが、感情や心が過剰に反応して、疲れやすくなっていることも多いと考えています。
まとめ
今回は「みんなが使うデータを消してしまった失敗」に関する感情のクリアリングを行いました。
失敗は誰にでもあることで、絶対に避けては通れません。
でも、実際に失敗して、誰かに迷惑をかけようものなら、感情が大きく反応して、そんな自分を自己否定しがちです。
わたしも、新入社員の頃や幼少期の頃の心の傷が、大きく影響して自己否定的な反応が出ていましたね。
でも、今での経験から、人間の心とはそういう仕組みなんだと考えています。
だから、このような感情のクリアリングをコツコツ続けていくことで、自分の心や感情、または仕事などの実生活に大きな変化になっていくと思います。
失敗した時の怖れや自己否定などは感じたくないものですが、そこに人生を変えるチャンスがあるともいえます。
ご興味のある方は、お気軽にご相談いただけると嬉しいです。
ストレスフリーで楽しく仕事ができる人が増えていくといいですね。
誰しも大人になって働き始めると責任や義務など「やるべき事」に追われて、上司や顧客の評価を求めてしまいます。
これは生きていくために有効かもしれませんが、自分をすり減らすことにもなります。
だから「毎日がつまらない。辛い。」と感じるようになっていくのでしょう。
そんな時に大事だと考えているのが、
「今の自分を大切にする。」在り方です。
子供の頃は好きなことを中心に生きていたはずなのに、誰しも大人になるとそれができなくなってしまうものです。
その主な要因として、
・小さな頃にやりたいことをさせてもらえなかった。などの「満たされなかった欲求」
・自由に遊んでいたら「うるさい。」と親に叱られた。というような「傷ついた経験」
などの「インナーチャイルド」が影響していると考えます。
子供の頃から自由に振る舞うことは、わがままや自分勝手で「ダメな事」として成長するのが一般的であるため、「素直な自分の感情や感覚を無意識に抑えてしまう。」のでしょう。
「辛くても、楽しくても、人生は一度きりのもの。」
周りの目や評価を気にしすぎないで、今から「自分らしく人生を楽しむメンタリティ」を一歩ずつ養っていきませんか。
気軽に心のもやもやを話すことで、少し心がすっきりして
「これからの人生を楽しもう!」という気持ちに近づけると思いますよ。